#7 残り7日間で 君は”何者”になるのか(DAY7)

2020年08月18日

人生初の選挙、都議会補欠選挙に大田区から出馬する松田りゅうすけの LAST 7 DAYSを追う。

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Episode 07 / 07

July 4th Saturday

選挙活動を振り返って

自分の結果に対してはどういう考えですかね?

悲観的な部分はなく、何とかなっているんじゃないかっていうプラスの思考しかないですね。

やっぱり私はチャレンジャーなので、失うものは何もないので、今のところ悲観的な考えは全くないですね。

手応えみたいなものがあるということですか?

手応えはあります。

昨日も最後12時まで武蔵新田の駅に立ってましたが、少ないですけども声を掛けてもらいました。

それをじゃあ何票分の反応があるか、私も初めての立候補者で、数字のことも、あまり政治の世界のことを分かっていないので分からないんですけれども、リアクション自体は選挙戦通じてどんどん良くはなってきているので、自分の中では手応えはあります。

選挙期間9日間で印象的に残っている出来事とか、鮮明に覚えている出来事を1つ教えてもらえますか?

おとといぐらいに、大森駅で最後22時ぐらいに立っていた時に、選挙権のない15歳ぐらいの高校生の女の子が私のちょうど近くにいました。最初、私は人待ちしているのかなと思って全然気にはしていなかったんです。

おそらくその彼女には、いきなり政治家を目指している人に話しかけるのに、非常に多分勇気がいったんだと思うんですよ。

10分、15分ぐらいしてから思い立ったように私の所に来て、

私も自分の将来が不安です。東京がこのまま、今と同じような生活を続けられるのか、やっぱりニュースとか新聞を見ていても、日本に対して閉塞感を持っていて、やっぱり変える人は必要だと思います。まだ自分には選挙権がないけど、ポスターとか、家に入っている広報を見たり、ネットで見たりしてて、応援したいなと思ったので声をかけさせていただきました」というのを、本当に丁寧にいただいて。

もちろんまだまだ私も同世代だったりとか、若い世代の票の掘り起こしをしたいなっていう思いがあります。

できてない部分もあったんですけれど、やっぱり若い人の声が今回少なからずあったので、私は1つのきっかけとして政治に興味を持ってくれたっていうことは、自分の役割は少しは果たせたのかなと思っております。

最後に

この7日間でいろんな角度からいろいろ聞かせてもらったけど、これが本当に最後。なぜ選挙に出ましたか?

日本の将来に諦めたくなかった、そのことに尽きるかなと思います。

選挙に出ないという選択肢ももちろんあったし、「別に日本がダメになっても海外に移住すればいいや」そういう選択肢もありました。

やっぱり33年間生まれ育ってきたこの日本が私は好きですし、しっかりと次の世代にこの日本を引き継いでいきたい。もちろん自分もこの日本で幸せに生きたいし、もっと良くしたい。

自分の今までの選択肢の中では、立候補して政治家になって日本を変えていくっていうのが自分の中の価値観と一致したので、立候補して良かったなとも思いますし、多分これからも政治の世界で生きていくのかなと思っています。